TOP > 店頭レポート > スポーツタカハシ、「なんばEKIKAN」に...

スポーツタカハシ、「なんばEKIKAN」に野球の新店舗「SPOTAKA BASEBALL」をオープン

update: 2024/04/19

野球の新店舗「SPOTAKA BASEBALL」の外観

野球の新店舗「SPOTAKA BASEBALL」の外観

大阪・ミナミを拠点にするスポーツ小売店・スポーツタカハシが4月20日、高架下商業空間の「なんばEKIKAN」(なんばエキカン)に、野球の新店舗「SPOTAKA BASEBALL」(大阪市浪速区)をオープンする。本店の野球コーナーを移転し、新たなコンセプトで店舗を再構築する。

ライフスタイルベースボール──野球のある生活、がコンセプト

セールスポイントのグラブタワー

セールスポイントのグラブタワー

野球の新店舗「SPOTAKA BASEBALL」は、高校野球など競技志向のプレーヤーではなく、いわゆる“草野球”と言われるファン層――35歳以上の大人の世代をターゲットにする。「ライフスタイルベースボール――野球のある生活」がコンセプトだ。またインバウンド客も想定している。

大阪市の“なんば”の繁華街からやや外れた、南海電車の高架下を開発した商業空間の「なんばEKIKAN」の一角に店舗を構える。売り場面積は約20坪(66平方メートル)。壁面や店内のベンチなど、野球場をイメージした造りだ。

主な品揃えは、軟式グラブやバッグ、バット、シューズ、ウエア、アクセサリー類など。グラブでは、「D-Quest」「ウイルソン」「ローリングス」「ハタケヤマ」などを主体にラインナップする。オーダーグラブを受け付けるほか、同店オリジナルデザインのグラブも販売する。

かつて存在したスポタカ野球部の 当時の写真を壁面に飾っている

かつて存在したスポタカ野球部の
当時の写真を壁面に飾っている

物販に加えて、野球好きが集う交流の場としても店舗を活用しようと考えている。新たに同社の野球部を作り、SNSなどで様々な情報を発信する計画もある。また、スポーツバーのように飲み物を提供して、ファンの憩いの場になるよう設備や体制を整える計画だ。滞在時間は比較的長くなるようだ。

野球以外の商材も企画中で、オリジナルのバッグも販売する予定。「大人の野球ファンが楽しむ様を子供たちが見て、あこがれてくれるような店舗にしていきたい」と向井祐二店長は今後の方針を説明する。年間売上目標は1億円を目指している。