ゴールドウイン、「ザ・ノース・フェイス」の新業態「THE NORTH FACE Sphere」がオープン
update: 2022/07/04
ゴールドウインのアウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」の新業態の路面店舗「THE NORTH FACE Sphere」(ザ・ノース・フェイス スフィア)が7月1日、東京・原宿にオープンした。取り扱うアパレルの87%が環境配慮型の製品で、サステナブル(持続可能性)を意識している。
サステナブルを意識した品揃え
新業態「THE NORTH FACE Sphere」は原宿エリアでは6店舗目。同社が進めるドミナント戦略の一環だ。今回はサステナブルをテーマにした店舗構成で、取り扱うアパレルの87%が環境配慮型の製品。取り扱うスポーツ分野は「ランニング」「トレーニング」といったアスレチックがメーンで、同カテゴリーのフラッグシップに位置付ける。
店舗は地上5層構造。品揃えの幅は広く、ウルトラマラソンやトレイルランニングなどハイエンドから、日常的なロードランニングやトレーニング、フィットネスまで一般的なスポーツシーンまで取り揃える。5階にあるイベントスペースでは、同社のブランド横断型のイベントを実施する予定だ。
オンラインとの融合を目指した“OMO”(Online Merges with Offline)の取り組みも特徴。既存の自社ECサイト「THE NORTH FACE MOUNTAIN(ザ・ノース・フェイス マウンテン)」、「THE NORTH FACE CAMP(ザ・ノース・フェイス キャンプ)」の取り組み同様、「THE NORTH FACE RUN(ザ・ノース・フェイス ラン)」のECサイトも開設した。
今秋をめどに、秋冬品の立ち上がりに合わせて、EC機能と店舗、各エリアの店舗をつなげるオンライン接客の機能も加わる計画だ。リアル店舗とオンラインのバーチャル店舗との連動を進め、OMOの実例を構築する。