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アメアスポーツジャパン、「アークテリクス 大阪 心斎橋ブランドストア」をオープン──国内最大規模のフラッグシップストア

update: 2023/09/26

「アークテリクス 大阪 心斎橋ブランドストア」。 国内最大規模のフラッグシップストアに位置付ける

「アークテリクス 大阪 心斎橋ブランドストア」。
国内最大規模のフラッグシップストアに位置付ける

アメアスポーツジャパンが手掛けるアウトドアブランド「ARC’TERYX(アークテリクス)」が9月22日、大阪・心斎橋に路面直営店「アークテリクス 大阪 心斎橋ブランドストア」(大阪市中央区南船場)をオープンした。国内最大規模のフラッグシップストアに位置付ける。世界で初めて店内に常設のカフェ「BETA CAFE」を出店した。

地上3フロア構造、世界初の常設カフェを出店

世界で初めての常設カフェ 「BETA CAFE」

世界で初めての常設カフェ
「BETA CAFE」

「アークテリクス 大阪 心斎橋ブランドストア」は御堂筋と長堀通が交差する一角にあり、心斎橋筋商店街に接する好立地。地元・大阪をはじめ、関西一円やインバウンドの来街者も多い区画である。地上3階建ての路面店で、売り場面積は537㎡と国内最大規模。品揃えはフルラインナップだ。東京に次いで国内2店舗目に当たる、リペアや製品の手入れ方法などを提供する「ReBIRD™サービスカウンター」も3階に開設した。

売り場の構成は、1階がウイメンズとバックパック、2階がメンズとタウンユースを意識したライン「VEILANCE」(ヴェイランス)、3階が「ReBIRD™サービスカウンター」と常設カフェ「BETA CAFE」(ベータカフェ)だ。

リペアや製品の手入れ方法などを提供する 「ReBIRD™サービスカウンター」

リペアや製品の手入れ方法などを提供する
「ReBIRD™サービスカウンター」


内装や什器などストアコンセプトは本国・カナダのデザインを踏襲した最新のもので、各部の味付けは日本市場を意識した要素が加えられている。2階のタウンライン「VEILANCE」をコーナー展開し、世界観を表現するなど、新しい試みがなされている。

最も特徴的なのは3階の常設カフェ「BETA CAFE」。「BETA」は同ブランドのベータジャケットに由来する。地元・大阪を拠点にするエルマーズグリーンとの協業で運営し、カナダの地名にちなんだオリジナルのコーヒーも企画、販売する。カフェを導入した狙いについて、リテールヘッドの小林将宏氏は「この店舗、フロアを拠点に人が集まる場を設け、『アークテリクス』ブランドのファン同士の交流の場を作りたかった」と説明する。

タウンライン「VEILANCE」を コーナー展開

タウンライン「VEILANCE」を
コーナー展開


3階フロアの壁面には映像が流せる大画面のテレビが設置してあり、イベントなどにも活用する計画。カナダ・バンクーバーの自然の映像などを流して、ブランドの世界観を体感してもらう狙いがある。「香りや音、(コーヒーなどの)味でもブランドの世界観を感じてもらいたい」(小林氏)と考えている。