ミズノが学生野球の聖地・神宮外苑に野球専門店「ミズノショップ神宮外苑」をオープン
update: 2024/08/20
ミズノが7月20日、学生野球の聖地である東京・神宮外苑に、野球専門店「ミズノショップ神宮外苑」をオープンした。“こだわり”をテーマにしたショップで、硬式野球プレーヤーを主なターゲットにする。
“ミズノベースボール”を象徴する店舗に位置付け
「ミズノショップ神宮外苑」(東京都港区北青山)は、東京メトロ「外苑前駅」から明治神宮球場へ向かう途上に位置する。メーンターゲットは、高校や大学の硬式野球プレーヤーで、好立地を活かして幅広い野球ファンの来店も視野に入れる。
ショップは147㎡で、地上2層構造。1階は主に野球グラブの販売するほか、修理や加工を行う工房も設けている。2階はバットや小物類、一部のフットボールシューズも販売する構成だ。
ほかのミズノの直営店と差別化したオリジナル商品を揃えている。“ミズノベースボール”を象徴する店舗に位置付けている。顧客とのタッチポイントの場を増やすことで、生のユーザーの声を商品開発に活かす狙いもある。
オープン後は、当初の想定通りの客層が来店しているほか、神宮球場へ野球観戦に訪れるファン層の入店も多いようだ。週末は午前中から目的買いの来店が多く、神宮球場で試合が開催される日は夕方を中心に客数が増える傾向にある。
同店の限定品の動きが好調。ファン層には、ミニチュアグッズを中心に支持を集めている。初年度(開業から1年間)の売上目標は、約1億5,000万円。