デサント、2025年3月期 第2四半期 連結決算──韓国ビジネスが貢献し増収、経費増で減益に
update: 2024/11/15
デサントの2025年3月期第2四半期(4-9月)の連結決算は、韓国ビジネスが貢献し、増収となった。日本およびChinaビジネスは伸び悩んだ。ブランド別では、「デサント」「アンブロ」が健闘した。
「デサント」「アンブロ」が健闘
連結の売上高は628億1,800万円(4.7%増)と1ケタの増収。韓国ビジネスが健闘した。売上総利益率(粗利率)は61.1%(1.3ポイント増)と上昇。定価販売の増加や、日本のDTC事業が後押しした。
営業利益は31億3,400万円(24.5%減)と2ケタの減益。世界規模のプロモーション費用が増加したことなどが影響した。経常利益は91億4,500万円(14.2%増)と2ケタの伸びだった。
韓国ビジネスが、売上高311億200万円(12.1%増)とけん引役になった。日本は同236億3,300万円(1.4%減)と伸び悩んだ。「アリーナ」「アンブロ」以外のブランドが伸び悩んだ。China市場は同69億7,800万円(1.7%減)。
通期の業績見通しに変更はない。連結売上高1,300億円(2.4%増)、営業利益90億円(3.0%増)、経常利益170億円(8.1%増)、当期純利益125億円(4.0%増)を計画している。