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ゼビオホールディングス、2023年3月期 第3四半期 連結決算──増収、微増益に

update: 2023/02/22

ゼビオホールディングス、2023年3月期 []第3四半期 財務数値一覧(表1)

ゼビオホールディングス、2023年3月期 []第3四半期 財務数値一覧(表1)

ゼビオホールディングスの2023年3月期第3四半期(4-12月)の連結決算は、主力のゴルフや一般競技スポーツが健闘し増収となった。利益面でもコストコントロールが奏功し、増益に至った。

コロナ禍前の収益を上回る

連結売上高は1,803億6,400万円(8.0%増)の増収。全カテゴリーで増収となった。売上総利益率(粗利率)は39.0%(0.8ポイント減)と低下したが、販管費率が34.9%(1.6ポイント減)と下がったこともあり、営業利益は74億5,900万円(36.4%増)の増益となった。

経常利益は79億5,600万円(7.9%増)。四半期純利益は52億2,000万円(13.6%増)とそれぞれ増益を達成した。コロナ禍前の2019年度の第3四半期の実績(売上高1,739億円、営業利益45億円)を上回った。

ゼビオホールディングス、2023年3月期 第3四半期 部門別売上高(表2)

ゼビオホールディングス、2023年3月期
第3四半期 部門別売上高(表2)

部門別の売上高は、主力「ゴルフ」が639億9,200万円(10.8%増)と2ケタの増収だった。「一般競技スポーツ・シューズ」は548億7,100万円(8.3%増)と堅調な推移だった。「アウトドア・その他」も261億1,300万円(6.0%増)と健闘した(表2を参照)。

期末の店舗数は908店(27増、18減)。主力の「スーパースポーツゼビオ」が163店(1増、2減)、「ヴィクトリアゴルフ」が167店(4増、3減)、「エルブレス」が85店(4増、2減)。

通期の業績予測に変更はない。連結売上高2,415億1,600万円(8.2%増)、営業利益70億3,100万円(40.6%増)、経常利益76億8,500万円(2.1%減)で、増収・微減益を計画している。