ヒマラヤ、2022年8月期 連結決算
当初予想をやや下回るも、当期純利益は過去最高額を更新
update: 2022/10/11
スポーツ小売店、ヒマラヤの2022年8月期連結決算は当初予想をやや下回るも、当期純利益は過去最高額を更新した。経常利益は期首の予測を上回った。「収益認識に関する会計基準」等を適用した影響で、前年比のない数値がある。
ゴルフ、アウトドア、スキー・スノーボードが堅調
連結売上高は589億1,400万円。前年実績は621億3,300万円だった。営業利益は20億4,100万円で前年度とほぼ同水準。経常利益は23億6,600万円で期首予想を上回ったが、第2四半期時点の予想値は下回った。売上高も利益も第2四半期時点の予測値よりもやや下回った。下期の推移が低調だったようだ。
既存店売り上げは前年を下回ったが、EC事業は当初計画を上回った。商品別では、ゴルフ、アウトドア、スキー・スノーボードが堅調な推移だった。主力分野の一般スポーツはやや低調な推移だった。
期末の店舗数は95店(出2、退5)で3店舗の減。今期もゴルフ店の新規出店や、岐阜市の「スポーツ本館」の大規模リニューアルを今年11月に計画している。通期の業績は、連結売上高595億円(1.0%増)、営業利益22億円(7.8%増)、経常利益24億円(1.4%増)の微増収微増益を計画している。