美津濃、2025年3月期 第3四半期──増収増益を達成
update: 2025/02/14
美津濃の2025年3月期第3四半期は増収増益で、
過去最高額を更新。
ジョアン・フェリックス選手とシューズ使用契約を結び、
世界規模でフットボールを強化する
美津濃（ミズノ）の2025年3月期第3四半期（4－12月）連結決算は、増収増益を達成した。日本や米州が健闘したほか、主力アイテムの「フットウェア」がけん引役になった。「アパレル」も堅調な推移だった。
前年同期に続き、過去最高収益を更新
美津濃、2025年3月期
第3四半期 財務数値一覧（表1）
連結の売上高は1,753億6,400万円（4.4％増）と堅調な推移。売上総利益率（粗利率）は41.6％（1.6ポイント増）と改善した。販管費のコントロールがうまく行き、営業利益が160億300万円（16.5％増）と第3四半期では過去最高益となった。
同様に、経常利益も169億2,800万円（12.5％増）と第3四半期で過去最高額を達成した。四半期利益も126億900万円（11.4％増）と増益を達成した（表1を参照）。
美津濃、2025年3月期
第3四半期 セグメント別売上高（表2）
地域別の売上高では、主力の「日本」が1,020億円（3.1％増）の増収。「米州」が289億円（6.7％増）と健闘した。「欧州」は197億円（1.7％減）と微減収だったが、利益が改善した。「アジア・オセアニア」は248億円（12.8％増）と2ケタの増収だった。品目別の売上高では、「フットウェア」が579億円（8.0％増）とけん引役になった。
通期の業績見通しに変更はない。連結売上高2,500億円（8.8％増）、営業利益190億円（10.0％増）、経常利益205億円（6.3％増）、当期純利益150億円（4.8％増）の増収増益を計画している。
