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ヒマラヤ、2022年8月期 第3四半期
減収、微増収に

update: 2022/06/29

ヒマラヤ、2022年8月期 第3四半期 財務数値一覧(表1)

ヒマラヤ、2022年8月期
第3四半期 財務数値一覧(表1)

ヒマラヤの2022年8月期 第3四半期(9-5月)連結決算は減収、微増収となった。売上高は利益確保を優先したこともあり、横ばい傾向だった。利益面は、各段階で過去最高益を更新した。

ECビジネスは計画を上回る

売上高は440億4,900万円(前年同期比は472億200万円)。「収益認識に関する会計基準」の適用により、前年比がない。コロナ禍の影響が残っている事、物価高などのマイナス要因もあった。

売上総利益率(粗利率)は37.0%(1.4ポイント増)と改善した。販管費率も増加したが、営業利益は18億7,900万円(1.5%増)と微増益を達成した。経常利益も21億3,600万円(7.1%増)の増益。四半期純利益も13億4,900万円(5.0%増)と増収を達成した。各段階で過去最高益を更新した。

商品別では、一般スポーツが低調だったが、アウトドア用品はキャンプ需要がけん引して健闘した。ゴルフ用品は新規参入の後押しで好調を持続している。ECビジネスは計画を上回る推移だった。

期末の店舗数は98店(出2、退2)。前年同期比では1店舗減。通期の業績予測に変更はない。連結売上高590億円、営業利益21億5,000万円(6.2%増)、経常利益24億円(8.3%増)、当期純利益15億5,000万円(9.7%増)を計画している。