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ゴールドウイン、「GOLDWIN PLAY EARTH PARK事業構想」プロジェクト最初の造園予定地に富山・南砺市を決定

update: 2023/01/20

2026年の開業を目指す 「GOLDWIN PLAY EARTH PARK事業構想」 (完成想像図)

2026年の開業を目指す
「GOLDWIN PLAY EARTH PARK事業構想」
(完成想像図)

ゴールドウインが1月18日、「ゴールドウイン テック・ラボ」(富山県小矢部市)で会見し、かねて進めてきた「GOLDWIN PLAY EARTH PARK事業構想」プロジェクト最初の造園予定地に富山・南砺市を決定した旨を公表した。長期の経営計画「PLAY EARTH 2030」に明記していた取り組みで、その内容が具体化した。南砺市の中心部にある桜ヶ池の周辺エリアからプロジェクトをスタートする。

自然を楽しめる場所や施設を提供する目的で立案

同事業は、自然を楽しめる場所や施設を提供する目的で立案された。アウトドア事業を主軸にする同社にとっても意義のある取り組みだと考えている。公園やアウトドアのアクティビティー施設、子供が遊べる場所、物販や飲食施設など、その内容は多岐にわたる。

「NATURING MUSEUM」など子供達が遊び、 学べる場も提供する

「NATURING MUSEUM」など子供達が遊び、
学べる場も提供する

南砺市を選んだ理由は、文化資源が残っていて人と自然の暮らしが根付いている都市であること。開発の初期段階では、自然の中で時間を過ごせる場所「NATURING GARDEN」や、キャンプ施設、農園を伴った飲食店などを計画している。子供を対象にした「NATURING MUSEUM」は、遊びと学びが同時に得られる施設を構想している。

今回の取り組みについて、同社の渡辺貴生 代表取締役社長は「中期計画に掲げた『PLAY EARTH』というコンセプトの下、構想の最初の拠点として、創業の地である富山県を中心にプロジェクトを展開する」と説明した。「未来の子供達に向け、人と自然がつながり、想像力を刺激し合える場所づくりへの取り組み」だ。

プロジェクトの名前は「NATURING FOREST」と名付けた。遊びと学びが横断的に体験できる施設を構想している。開業は3年後の2026年の計画だ。