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国内ベースボール市場 2013年シーズン(上)
激化する競合、各社は生き残りの道を模索

update: 2013/09/17

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エスエスケイは苦戦傾向

年ごとに売り 上げが伸びているエスエスケイ「メタルハンター」

年ごとに売り 上げが伸びているエスエスケイ「メタルハンター」

エスエスケイは苦戦傾向にある。過去3−4年、同じ状態が続いているという。市場は競合ブランドが増え、スポーツチェーン店のプライベートブランド比率も高まっているほか、ベースボール専用ブランド以外の参入も少なくない。練習着に「アスレタ」「ヒュンメル」などといったフットサルブランドを着用するケースである。「ヒュンメル」はエスエスケイが手掛けるハンドボールとサッカー・フットサルで展開するアスレチックブランドだが、自社ブランド間で競合が起こっていることになる。

軸アイテムのバットが健闘している。硬式が伸び、軟式が苦戦したが、バット全体では微増だった。中でも、発売から3年目に入った「メタルハンター」が2年目に引き続き売り上げを伸ばしている。機能性に加え、口コミで評判が広がっているとみられる。

(次回は9月19日更新)