オッジ・インターナショナル、ゴルフウエア2020年秋冬展

update: 2020/03/18

オッジ・インターナショナルの2020年秋冬シーズンのゴルフウエア展。主力ブランドの1つ「カステルバジャック　スポーツ」では、強まる暖冬傾向を考慮し、端境期やミドラーなどを強化している。また、キャラクターの協業品も拡充した。

専門店向けの受注が好調

2019年秋冬シーズンは暖冬の影響を受け、苦戦傾向だった。「カステルバジャック　スポーツ」は特にマイナスの影響が大きかったが、カジュアルラインは健闘した。10月後半から、アウターを中心に売り上げが伸び悩んだようだ。

20年秋冬シーズン商材の受注は、専門店向けが順調で前年比を越えている。カットソーや薄手のアウターなどの評価が高かった。「スポーツ」ラインでは、端境期の8月において半袖シャツを拡充した。慢性化する暖冬傾向を意識した企画だ。

「カステルバジャック」のカジュアルラインでは、米国のアニメキャラクターとの協業企画を提案。メンズで「ヨギ・ベア」を、レディスでは「バンビ」を起用している。「スポーツ」ラインでは、米国のTV番組「セサミストリート」とコラボした。また「ミラ・ショーン　スポーツ」では、絵本作家の北村人（きたむら・じん）と協業した商品を企画した。

より住み分けを図る目的で、「カステルバジャック」において素材などカスタマイズされた商材を強化し、顧客の取り込みに力を入れる。一方、「オロビアンコ　スポーツ」は有賀園を中心に売り上げが伸びている。今後も拡販を強化する方針だ。