アシックス、直営店売上推移
Chinaが好調持続

update: 2020/07/21

アシックスの直営店ビジネスのWeek28（7月6日－7月12日）は、Chinaが引き続き好調だったほか、欧州の売り上げも回復基調だった。日本は前年比で約50％の推移。米国は店舗閉鎖が続いているため、本格的な回復はこれからだ。

欧州も回復基調に

コロナ禍で極端な売り上げの増減が発生している今期に限り、2週間ごとに主要地域の直営店の売上推移を公表している。今回はWeek28（7月6日－7月12日）までの累計値を開示した。

「日本」ディビジョンは前年に比べて、約50％の売上推移。“三密”を避けた慎重な店舗運営の影響もゼロではない。回復にはもう少し時間がかかりそうだ。「米国」は一部の店舗で営業を再開した。しかし全店舗とは行かず、売り上げはまだ低調だ。

「欧州」は3月以降、着実に売り上げが回復してきている。Week25（6月15日－6月21日）では一時的に売り上げが前年並みに回復した。Week28（7月6日－7月12日）時点では少し前年比を下回っている。

好調を持続しているのが「China」（中国）だ。Week19（5月4日－5月10日）以降はほぼすべての週で前年比を上回っている。Week28（7月6日－7月12日）も2ケタ増と好調な推移だった。