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デサント、「アリーナ」ブランド
2020年へ向け、世界観をアピール

update: 2019/09/09

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「事業を成長させることが使命だ」 と語る 錦織篤アリーナマーケティング部長

「事業を成長させることが使命だ」
と語る
錦織篤アリーナマーケティング部長

デサントのスイムブランド「アリーナ」は、東京五輪が開催される来年2020年へ向けて、認知度向上を目的に世界観の発信に力を入れる。五輪代表に内定している契約スイマーの瀬戸大也選手を軸に、「アリーナ」ブランドをアピールする。

2019年シーズンは計画通りの推移

「アリーナ」ブランドの2019年シーズンの途中経過(~8月)は微増で、ほぼ計画通りだという。「(競泳水着、マスターズ、フィットネスなど)各カテゴリーでしっかりシェアを取れている点が強み」(錦織篤 第1部門アリーナマーケティング部長)だと考えている。競泳向けのハイエンド水着──欧州モデルの動きも良い。

契約スイマーの瀬戸大也選手が着用する 「アリーナ」モデル

契約スイマーの瀬戸大也選手が着用する
「アリーナ」モデル

経営陣が替わり、組織も新体制でスタートした2019年度。アリーナマーケティング部としては、「事業を成長させることが使命だと考えている」(錦織部長)。五輪を来年に控える2019年シーズン。「契約スイマーの瀬戸選手と一緒に、ブランドも成長したい」(同)と意気込みを語る。

定期的にユーザー向けのイベントを開催しているほか、競泳大会での試着会や、小売店との共同催事など、ファンとのタッチポイントも強化している。また、フィットネスクラブとの取り組み強化も今後の課題だ。