ベネクス 小田急ハルクに初のショップインショップを出店
update: 2015/04/08
リカバリー(疲労回復)ウエアのベネクス(神奈川県)が4月1日、東京・新宿の「小田急ハルク」内に初のショップインショップ「ベネクスショップ」を出店した。物販をはじめ、接客を通じてマーケティングの拠点にも位置付ける。
“休養”をテーマに展開
「ベネクスショップ」はハルクの2階、フィットネス・ランニング売り場に7㎡の小規模売り場で展開する。「運動後の休養」をコンセプトに、20代後半以降の世代へ向けて提案する。
従来は主にスポーツ関連チャネルで販売していた「ベネクス」だが、新しい顧客層を開拓する目的もあり、百貨店への展開も本格化している。ハルクは百貨店が提案するスポーツ関連売り場で、ゴルフ関連アイテム、アスレチック関連ショップを集積する。こうした売り場で「運動後の休養」をコンセプトにしたショップは珍しい。
「“スポーツ用品店で休養”という独自色を打ち出す」ことで、店内を回遊する消費者の足を止める狙いがあるという。同社の全商品をラインナップし、接客は同社社員が担当する。