髙島屋大阪店 5階ゴルフウエア売り場
「アンパスィ」を新たに導入
幅広い客層へアピール
update: 2014/04/07
髙島屋大阪店の5階フロアにあるゴルフウエア売り場に4月1日、新規ブランド「アンパスィ」が新しくオープンした。ヤングマインドで機能性とデザイン性を兼ね備えた同ブランドを導入し、売り場で扱うテイストや客層の拡大を狙う。
ブランドのバリエーションを増やす
髙島屋大阪店のゴルフウエア売り場は、昨年3月1日にスポーツ関連売り場が地下1階から現在の5階へ移転した際、同時に移転リニューアルオープンした。スポーツ売り場はアウトドアの新規ブランド導入、用具関連の自主編集売り場展開、レディスアイテムの充実が主な強化ポイントだった。自主編集で展開するゴルフ用品コーナーは強みの1つになっている。ゴルフボールの「カエデ」やパターの「オダパター」など個性派ブランドを取り揃えている。
移設後1年間の売上実績はフロア全体で約110%と好調だった。中でもアウトドアを含むスポーツウエア関連が約110%、トラベル関連が約120%とけん引役になった。3月は消費増税前の駆け込み需要が水着、シューズを中心に見られたという。ゴルフ関連ではそういった傾向はなかったようだ。
好調なブランドは「パーリーゲイツ」や「アルチビオ」「ピッコーネクラブ」「ダンスウィズドラゴン」など。「カステルバジャックスポーツ」や「アダバット」も健闘した。40代以上の女性客の貢献も大きいという。「アンパスィ」も40代前後のゴルファーを中心に支持されると予測するが、感度はさらに若くなる。