大阪・梅田「グラングリーン大阪」に「パタゴニア大阪・梅田ストア」がオープン
update: 2024/09/17
9月6日に開業した複合商業施設「グラングリーン大阪」の北館1階に、アウトドアブランド「パタゴニア大阪・梅田ストア」がオープンした。関西圏では3店舗目、国内24店舗目で、関西地域の旗艦店に位置付ける。本国・米国の店舗の世界観を採り入れた内装が特徴だ。
関西で3店舗目、旗艦店に位置付ける
「パタゴニア大阪・梅田ストア」は、「グラングリーン大阪」北館の1階の東側に出店した。1998年に開業した心斎橋店、2016年に開業したサーフ大阪ストアに次いで3店舗目。北館のテナントの1つだが、出入り口が外につながっているため、路面店舗の体裁になっている。
店舗面積は約160坪。インバウンドも見据えた幅広い客層がターゲットだ。サーフ、マウンテンバイクを除く商材を全てラインナップする。入り口正面の壁には、12×3mの山並みの写真を写したパネルを配置。クライミングにルーツを持つ同ブランドの世界観を発信している。
正面入り口から向かって左側がメンズ、右側にはウイメンズとキッズを配している。ブランドのルーツであるクライミング関連のウエアやギア類をはじめ、トレイルランニング、フライフィッシング、ハイキングなど、幅広いアウトドアシーンの商材を提案する。そのほか、日常向けを想定したウエア「ライフアウトドア」も取り揃えた。
中古ウエア販売の常設コーナーを国内で初展開
中央付近にはリペア(修理)コーナーを設けた。今年5月から中古ウエアの販売をスタートしたパタゴニア。その常設コーナーを国内で初めて設けている。また、簡単な修理を体験できるリペアコーナーもある。「製品を長く使ってほしい」という願いをこめて、同コーナーを作った。
環境を意識した要素は、店内の内装にも見られる。床材や柱の材料に不要となった砂材を練り込んでいる。また壁のレンガには、不要な鉄材を入れている。トレンド、流行追い掛けない良き定番のウエア開発が同ブランドの信条。そのメッセージを発信するための要素が集まった店舗と言えるだろう。