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大阪・梅田のアウトドア施設「ALBi」
独自性の発揮に注力

update: 2014/01/16

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知名度向上が継続課題

年明け1月2日の初売りでは、核テナントの「モンベル」や「マーモット」で福袋が好評だった。「マーモット」「フェールラーベン」「エーグル」は前年比をクリアしている。昨秋オープンした「ホグロフス」が徐々に売り上げを伸ばしてきており、バーゲン期間の反応も良かったという。「コロンビアスポーツウェア」「フォックスファイヤー」がやや苦戦している。

アウトドア関連テナントは他施設と重複するブランドが少なくない。「モンベル」や「エーグル」「フォックスファイヤー」はグランフロント大阪にも新たに店舗を構えているし、「コロンビアスポーツウェア」も百貨店に出店している。集客力の高い商業施設に有力テナントが集まることは自然の流れだが、20-40代あたりの比較的若い客層がアウトドア商材を求めて来館するケース(いわゆる目的買い)が多く、着実に施設の認知度は徐々に高まってきているようだ。

一方、大阪駅改札口と直結するファッションゾーンは今春から今夏にかけて手直しを図る予定だ。アウトドアのゾーンと共に認知度向上が今後の課題である。