『店頭レポート』
Osaka Station West 「ALBi」 がグランドオープン
update: 2011/06/20
「フォックスファイヤー」かわガール
「フォックスファイヤー」もリニューアル組。女性に焦点を当てた品揃えを意識している。注目は釣りガール、かわガール(渓流釣り)。竿、リールセットで8000円というエントリーモデルを展開する。女性の売り上げが過半数を超え、主力になっているという数少ないブランドである。
「コロンビアスポーツウェア」も女性を意識した編集。20代前半から30歳前後の女性が増えているという。シューズやカバン、アパレルなどの女性専用品番も手厚くした。ショップの大きさも従来の99m2(30坪)から132㎡(40坪)へ拡大した。
「フェールラーベン」は66㎡(20坪)で展開。ギャレ時代から出店しており、今回は場所を変えてリニューアルオープンした。顧客は30代以上が中心。女性の新規客が増えているという。
懸念材料は立地
「コロンビアスポーツウェア」
「アルビ」はJR大阪駅に隣接しているとはいえ、交通量の多い道路を1本渡らなくてはならない“わざわざ立地”にある。アウトドアを集積した個性的な編集コンセプトのため、梅田地区内における希少性は低くない。顧客がついているテナントはある程度、安定した来客が見込めるが、「集客について不安」だという声は少なくなかった。
アウトドア以外のテナントは「成城石井」「ミキヤ コーヒー」など。幅広い客層、駅前立地に適した店舗が入っているが、これは集客対策とみられる。テナントの集積度や編集には見るべきところが多いので、あとは認知度という点が課題になると考えられる。
「フェールラーベン」