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「グランフロント大阪」のスポーツ系ブランド(下)
品揃えを工夫、新規顧客開拓も視野に
多店舗展開メーカーは住み分けを考慮

update: 2013/05/02

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関西初出店の「ビームス ゴルフ」

関西初出店の「ビームス ゴルフ」

4月26日、大阪・梅田にグランドオープンした複合商業施設「グランフロント大阪」には、スポーツ関連店舗の集積がある。自社や競合他社の既存店があり住み分けが難しい中、出店テナントは品揃えを工夫し、新規顧客の開拓も視野に入れている。

日本初、関西初のショップも出店

大阪・梅田には主なものだけでも、百貨店が4店(阪急うめだ本店、阪神うめだ本店、大丸梅田店、JR三越伊勢丹)、ファッションビル系の主要な施設が6カ所(ヘップファイブ、ディアモール大阪、エスト、アルビ、ヌー茶屋町、オーパ)、複合商業施設が2カ所(ハービスプラザ、ハービスエント)と十指に余る商業施設が集積する。そこに今回、「グランフロント大阪」が新たに加わった。

「ビームス ゴルフ」のキャディーバッグ。 「ナイキゴルフ」とのダブルネーム

「ビームス ゴルフ」のキャディーバッグ。
「ナイキゴルフ」とのダブルネーム

「グランフロント大阪」のスポーツ系ブランド(上)〈4月30日更新〉で述べた通り、大阪・梅田地区にはアウトドア関連の小売店やショップ、売り場が集積している。その中で住み分けを図ることは簡単ではない。

ビームスが展開する「BEAMS GOLF」(ビームス ゴルフ)は関西初出店。南館の1階に店舗を構える。ゴルフ関連アイテムが主体の「ビームス ゴルフ」、ゴルフ関連のほかセレクト商材やアウトドア、サーフも扱う「ビームス&ウィンズ」の2つの業態を展開するが、「ビームス ゴルフ」では3店目、両業態の通算では6店目に当たる。「ディッキーズ」や「フレッドペリー」との協業アイテムを置くほか、この店舗では「ナイキゴルフ」とのダブルネーム商材(キャディーバッグやシューズ)も展開する。商品はカジュアル寄りの「オレンジレーベル」とクラシック・シックな「パープルレーベル」の2つで構成。大阪の新店では「パープルレーベル」を主体に品揃えする。