阪急百貨店うめだ本店
新生「イングス」がグランドオープン
update: 2012/11/26
競技・シリアス系商材は展開せず
シーズン商材のコーナーも展開する
従来の「イングス館」で展開していた競技系商材は扱っていない。アスリート系ゴルフウエアブランドも縮小した。1982年の開館以来、長らくその編集コンセプトを「DOスポーツ」に置いてきたイングス館だが、本店への移設・リニューアルを機に「スポーツとファッションとの融合」という新しいテーマへ転換を図った。
全国初展開の「ポールスチュアートスポーツ」
数年前から梅田地区を取り巻く商圏にスポーツ量販店や専門店が増えつつあり、百貨店で競技系スポーツ売り場を展開しづらくなっていた環境の変化は否めない。うめだ本店全体の大きなテーマである「情報を発信する劇場型百貨店」に見られるとおり、イングス館も新しい差別化の要素を模索する必要性が高まっていた。
京都店を移転・オープンした「フュージョン」
30年の歴史に一旦区切りをつけ、新しいコンセプトの下、新生「イングス」として再スタートを切った。イングス初の大転換だが、果たして既存顧客からはどう評価されるだろうか。
