ゴールドウイン、大阪・梅田のグランフロント大阪に「ザ・ノース・フェイス プラス」をオープン
update: 2021/03/29
ゴールドウインが3月27日、大阪・梅田の複合商業施設「グランフロント大阪」内に「ザ・ノース・フェイス プラス グランフロント大阪」をリニューアルオープンした。国内2カ所目のオーダーサービス「141 CUSTOMS」(ワンフォーワンカスタムズ)を導入している。
西日本の旗艦店に位置付け
施設には以前、「ザ・ノース・フェイス」業態を出店していた。今春のシーズン立ち上げに合わせ、増床して取り扱うブランドや商材の幅も拡大した。MD構成は既存の「ザ・ノース・フェイス プラス」業態を踏襲しているが、特にユニセックス商材、ライフスタイル商材を充実させている。通路を隔てた隣には、ヨガやフィットネスウエアを手掛ける自社ブランド「ダンスキン」のショップもある。店舗面積は約151坪(498㎡)。通路を隔てて、キッズ商材を扱うコーナーがある。
開する主な商材は、「ザ・ノース・フェイス」のハイエンドライン「サミット」シリーズのほか、グループ企業のナナミカが企画した「パープルレーベル」、ユニセックス企画、タウンでも使用できるライフスタイル商材、キッズ品など。「ヘリーハンセン」ブランドも取り扱う。
同店の特徴の1つが、国内2カ所目のオーダーサービス「141 CUSTOMS」(ワンフォーワンカスタムズ)を導入している点。3Dスキャンシステムを使用したアパレルのカスタマイズサービスだ。2019年11月、「渋谷パルコ」内にオープンした「ザ・ノース・フェイス ラボ」に続き、国内2店舗目の展開である。今回は初めて、カスタムで選択できる生地やファスナーなどのカラーバリエーションが見られるガラスのショーケースを設置している。
「西日本の旗艦店に位置付けている」(川崎祐太郎 ショップマネージャー)同店舗。グランフロント大阪自体がオフィスビルを包含した複合商業施設のため、ビジネスパーソンが多いというが、「週末は女性や家族連れが増える」(川崎マネージャー)。旗艦店として、幅広い客層へアピールしていく構えだ。