「CHAMPION京都店」がオープン
国内10店舗目
update: 2012/03/22
ゴールドウインの展開するアスレチック(競技)系ブランドの直営店「CHAMPION(チャンピオン)京都店」が20日、京都市内にオープンした。国内10店舗目。同市内の中京区六角通柳馬場という民家の多い立地に店舗を構えた。ブランドのルーツでもあるアメリカンカジュアルをベースにし、スポーツカジュアルの切り口を色濃く出した品揃えに仕上がった。
京都らしさ、を表現
同店のすぐそば、通りを隔てた一画に、同社が展開する「ザ・ノース・フェイス」のフラッグシップ店舗がある。中期的には、この店舗と新店舗との相乗効果も視野に入れている。「CHAMPION京都店」は民家の1階部分を改装して出店した。2階から上はマンションである。歴史ある都市のため、商業施設と民家が混然一体になっている京都市内ゆえの出店立地だ。
「CHAMPION京都店」の売り場面積は25坪(バックヤード除く)。内装、外装に「和」を取り入れ、京都の直営店らしさを表現した。日本製の藍染スウェットなど、京都店限定アイテムも取り揃えた。直営店展開はブランド再生の過程で計画されていたことの1つ。北海道や仙台、新潟、東京、大阪など、主要な都市に計9店舗を出店し終えた。京都店はこうした出店の実績を積んだ上での出店で、同ブランドの最新のイメージが発信されている。
品揃えは、「チャンピオン」のブランドホルダーでカジュアルラインを企画・生産するヘインズブランズ ジャパンの商材とゴールドウインの企画商材をおよそ半分ずつ取り合わせて構成した。男女比率はおおよそ6対4でメンズが多いという。
既存売り場に波及効果
客層は、隣接する既存店「ザ・ノース・フェイス」の動向も踏まえ、地元の顧客が多いと想定する。知名度の高いブランドのため、顧客の年齢層は幅広くなる可能性もある。また同店で発信したイメージなどが、既存のビジネスに波及することにも期待を寄せる。「ゼビオ」や「スポーツオーソリティ」などで展開する自主管理売り場がその一例だ。
長らく赤字体質だった同ブランドだが、直営展開や自主管理売り場の増設により、収益が改善してきた。今期(12年3月期)はブレークイーブン(収支均衡)の見通しだという。10店舗を数える直営事業も、営業損益は黒字で着地する見通しだ。
同ブランドではアスレやカジュアルなど、様々な切り口を発信するマルチタレントブランドを標榜している。アスレチックではバスケットボール競技を前面に出しているが、同店ではアメカジを切り口に同ブランドの別の一面を表現している。京都において、ブランドを知る顧客と新規の顧客へ向けた、新しい切り口のブランドイメージを発信する拠点になる店舗だ。















