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アシックス「アシックスタイガー」
大阪・心斎橋に世界初の直営店をオープン

update: 2016/09/22

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明確な住み分けを目指しブランドロゴを一新

大理石を使用したシューズウオール(壁)

大理石を使用したシューズウオール(壁)

コンセプトショップの出店に合わせて、ブランドロゴも一新した。3つの基幹ブランド──「アシックス」「オニツカタイガー」「アシックスタイガー」が「明確に住み分けられるためにロゴを替えた」(アシックスジャパン ライフスタイル事業部、小林淳二 統括部長)。アスレチック分野の「アシックス」、伝統やレトロ感が特徴の「オニツカタイガー」と比べ、「アシックスタイガー」は機能性やストリートテイストをブランド個性にする。

本格立ち上げから短期間で100億円の大台に乗った「アシックスタイガー」。過去、1980-90年代に米国で大きく売り上げを伸ばした経緯がある。厳密にはリブランディングによる復活展開だが、元々、既存の卸先からの「アシックス」ブランドに対する信頼や期待感が大きかった。こうした背景もあり、新ブランド「アシックスタイガー」も短期間で急速に売り上げを伸ばせたらしい。

アパレルも取り揃える

アパレルも取り揃える

今回のコンセプトショップの初年度売上目標は1億4,000万円。心斎橋という立地特性もあり、来店客はインバウンド客に加え、20-30代の若い層が多いというが、「基本はノンエージ。『オニツカタイガー』とはテイストで住み分けを図っている」(庄田 統括部長)。同日、「アシックスタイガー」単独のECサイトも立ち上げた。「コンセプトショップでブランドの世界観に触れてもらい、ECで購入してもらう」(同)という、“オムニチャネル”も想定している。