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ジョン・ソルハイム社長に聞く――ピン ゴルフ ジャパンの新たな挑戦
来秋からアパレルラインをスタート

update: 2013/12/16

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アパレルビジネスに期待を寄せる ジョン・ソルハイム社長

アパレルビジネスに期待を寄せる
ジョン・ソルハイム社長

米国のゴルフギアブランド「PING」(ピン)を展開するピン ゴルフ ジャパン(東京)が2014年秋冬シーズンから、新たにアパレルラインを立ち上げる。本国・米国や欧州、アジアでは韓国でもアパレルをライセンス展開しているが、日本では未展開だった。来秋、アパレルを立ち上げる目的は何か、同社のジョン・ソルハイム代表取締役社長に話を聞いた。

「日本でブランドイメージを広げる目的」

「PING」は米国市場で、「テーラーメイド」「キャロウェイ」と併せ3大ブランドに数えられるという。米国におけるクラブのシェアは15%以上、欧州では20%以上と高い比率を誇る。2年前、日本市場のシェアは1%台だったというが、現在は3-4%と着実に高まってきた。

欧米では主力ブランドの一角を占めている「PING」だが、日本ではまだ市場開拓、顧客獲得が進んでいない。そこで、日本における同ブランドのイメージを広げる目的で、来秋から新たにアパレルラインを立ち上げることになった。

「日本市場における我々『PING』のイメージを広げるために、アパレルに取り組もうと考えました。欧州や韓国などではすでにライセンス展開しています。日本でもライセンス展開を検討しましたが、ブランドイメージ発信には自分たちの企画で展開する方がいいと判断しました」と、ソルハイム社長はアパレル展開に至った経緯を説明する。

「我々のゴルフクラブでニーズが集中しているのは“パフォーマンス”。主に競技志向のゴルファーから支持を集めている。アパレルでもそのパフォーマンス分野において勝ちたいと思います」