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エービーシー・マート 2013年2月期 連結決算
日本・海外ともに続伸し増収増益に
国内店舗数が700店を突破

update: 2013/04/15

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効率性指標がやや悪化するも高効率を維持

2013年2月期エービーシー・マート(表2)

2013年2月期エービーシー・マート(表2)

売上高に対する販売管理費は微減した。期中の平均在庫(棚卸資産)が282億3,900万円(23.0%増)と増えた影響もあり、商品回転率や交差比率などの効率性指標がやや悪化した。総資産は新株予約権付社債(330億円)の発行や棚卸資産が増えたこと等による影響で増加。自己資本は資産の増加により相対的な比率が低下した(表1参照)。

期末の有利子負債は76億3,900万円(7.6%減)と減少した。それに伴い。D/E(デット・エクイティ)レシオも低下している。財務の効率性指標がやや悪化しているが、売上総利益率は引き続き高い比率で、利益率も非常に高水準にある。今後も積極的に投資を続け、店舗開発を進める。年間70店舗前後の出店を続け、多店舗展開を推し進める。

通期の業績は、連結で売上高1,772億円(11.2%増)、経常利益324億8,000万円(5.6%増)の増収増益を計画している。