ヨネックス、2024年3月期 第2四半期 連結決算──国内外が堅調で増収、経費増で減益に
update: 2023/11/21
ヨネックスの2024年3月期第2四半期(4-9月)の連結決算は、国内外のビジネスが堅調で2ケタの増収を達成した。プロモーションや人件費などの経費が増加した影響で、減益に至った。
主力の「バドミントン」がけん引役に
連結の売上高は577億2,500万円(15.2%増)と2ケタの増収となった。主力「バドミントン」がけん引役になったほか、地域では「アジア」が好調な推移だった。そのほか「ゴルフ」や「北米」、「ヨーロッパ」も健闘した。
営業利益は、プロモーションや人件費など経費が増加した影響もあり、56億1,200万円(21.1%減)の減益に至った。経常利益は62億2,200万円(20.2%減)の減益。四半期利益も43億9,600万円(21.4%減)と減益に至った。
種目別の売上高では、主力の「バドミントン用品」が349億4,700万円(19.4%増)と2ケタの増収。「テニス用品」は88億7,000万円(0.5%減)でほぼ横ばい。「ゴルフ」は10億3,600万円(7.6%増)と健闘した。地域別では、「日本」が260億7,800万円(7.4%増)。「アジア」が260億500万円(22.6%増)と好調な推移だった。
通期の業績見通しに変更はない。連結売上高1,160億円(8.4%増)、営業利益107億円(6.3%増)、経常利益107億円(7.4%増)、当期純利益78億円(6.4%増)で、増収増益を計画している。