ヨネックス、2025年3月期 第1四半期 連結決算──2ケタの増収増益に

update: 2024/08/22

ヨネックスの2025年3月期第1四半期（4－6月）の連結決算は、バドミントン用品を中心にアジアや欧州地域が健闘し、2ケタの増収増益を達成した。第1四半期としては最高額を更新した。

第1四半期として過去最高の売上額を更新

連結の売上高は310億6,700万円（11.0％増）で2ケタの増収を達成した。前年同期比に続いて、第1四半期として過去最高の売上額を更新した。売上高総利益率（粗利率）は45.4％（1.6ポイント増）と改善した。

営業利益は33億1,900万円（19.6％増）の増益に至った。同様に、経常利益も37億3,400万円（15.1％増）と回復した。四半期純利益も27億9,700万円（15.4％増）で2ケタの増益にとなった。

地域別の売上高では、北米を除く地域で増収を達成した。主力の「日本」は131億3,300万円（1.2％増）、「アジア」が146億8,500万円（23.3％増）とけん引役になった。規模は小さいが、「欧州」が2ケタの増収を達成した。

種目別では、主力の「バドミントン用品」が177億3,900万円（21.7％増）と好調な推移だった。円安も後押ししたようだ。通期の業績見通しに変更はない。連結売上高1,260億円（8.2％増）、営業利益125億円（7.7％増）、経常利益125億円（2.5％増）で、増収増益を計画している。