住友ゴム工業「スポーツ」事業、2023年12月期 第1四半期
2ケタの増収増益を達成
update: 2023/05/31
住友ゴム工業の「スポーツ」事業の2023年12月期第1四半期(1-3月)は、2ケタの増収増益を達成した。主力のゴルフ用品が北米や韓国を中心に販売量を伸ばした。売上収益、事業利益ともに過去最高を記録した。
売上収益、事業利益ともに過去最高を記録
「スポーツ」事業の第1四半期(1-3月)は、売上収益が354億6,800万円(19.5%増)と2ケタの増収を達成した。事業利益は54億5,900万円(37.2%増)と大きく改善した。売上収益、事業利益ともに過去最高を記録した。
ゴルフ用品は北米・韓国などの海外市場を中心に好調を維持した。テニス用品は欧州を中心に健闘し、売上収益が前年同期比をクリアした。ウェルネス事業では、値上げ効果や新規出店がプラスに働き、前年比を上回った。
地域別売上高では、主力の「日本」が83億円(10.8%減)と苦戦した。「アジア」は77億円(22.2%増)と2ケタの増収。「欧州」は56億円(21.7%増)と健闘した。
第2四半期(1-6月)の業績見通しは、売上収益が700億円(14.0%増)の増収だが、当初予測を下方修正している。事業利益は70億円(13.0%増)で、当初予測より増える見通しだ。