Foot Locker,Inc. 2023年1月期 第2四半期 連結決算
減収減益に
update: 2022/09/28
Foot Locker,Inc. 2023年1月期
第2四半期 財務数値一覧（表1）
Foot Locker,Inc.の2023年1月期第2四半期（2－7月）連結決算は、主力の米国市場において店頭売りが苦戦し、減収減益に至った。シューズのほかアパレルも苦戦傾向だった。アクセサリー類は堅調な推移だった。
米国市場が苦戦傾向に
連結の売上収益は42億4,000万米ドル（約5,639億2,000万円、1米ドル＝133円で換算）、4.2％減の減収。売上総利益率（粗利率）は32.9％（2.0ポイント減）と減少した。販管費率が増加したこともあり、営業利益が3億5,600万米ドル（約473億4,800万円、同）、34.8％減と減益に至った。
税引前利益は3億3,300万米ドル（約442億8,900万円、同）、61.8％減の減益。四半期利益も2億2,700万米ドル（約301億9,100万円、同）、64.1％減の減益となった。
期末の店舗数は2,799店（59減）。主力業態の「Foot Locker」は米国が775店（15増、42減）、欧州が630店（11増、7減）、カナダが91店（1増、5減）。「Kids Foot Locker」が414店（17増、13減）、「Champs Sports」が512店（1増、14減）。日本発の「atmos」は39店（2増）。
財務指標もやや悪化している。商品回転率が3.9（1.9ポイント減）。粗利率の減少もあり、交差比率が128.3（74.1％減）と低下した。通期の売上収益は、為替の影響とチームスポーツの売却の影響で6.0－7.0％の減収見通しだ。
