デサント、2023年3月期 第1四半期
2ケタの増収、大幅な増益を達成
update: 2022/08/12
デサントの2023年3月期第1四半期(4-6月)連結決算は、2ケタの増収を達成した。利益面でも大幅な増益を達成。主要な地域で増収したほか、主力ブランドも軒並み増収となった。
日本ビジネスが過去5年間で最大に
売上高は264億2,500万円(17.5%増)と2ケタの増収を達成した。売上総利益率(粗利率)は59.0%と変わらず。営業利益が25億3,100万円(145.3%増)、経常利益が33億4,200万円(114.0%増)と大幅に改善した。
地域別では、日本および韓国が健闘。日本ビジネスが過去5年間で売上高が最大になった。貢献したブランドは「デサント」「ルコックスポルティフ」「マンシングウェア」など。韓国では「アンブロ」が21億円(75.0%増)と健闘した。
ブランド別では、主力の「デサント」が売上高107億円(12.6%増)で2ケタの増収。「ルコックスポルティフ」は67億円(9.8%増)、「マンシングウェア」が27億円(17.4%増)と復調した。
第1四半期の結果を基に、第2四半期および通期の業績予想を上方修正している。いずれも増収増益の見通しだ。通期では売上高1,165億円(25億円増)、営業利益67億円(7億円増)、経常利益107億円(7億円増)の計画だ。