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ティムコ、2022年11月期 第2四半期
2ケタの増収、黒字を回復

update: 2022/07/27

ティムコ、2022年11月期 第2四半期 財務数値一覧(表1)

ティムコ、2022年11月期
第2四半期 財務数値一覧(表1)

アウトドアブランド「フォックスファイヤー」などを手掛けるティムコの2022年11月期第2四半期(12-5月)決算は、主力のアウトドア事業がけん引役となり、2ケタの増収を達成した。損益面では前年同期比の損失計上から一転して、黒字を回復するに至った。

主力のアウトドアがけん引役に

ティムコ、2022年11月期 第2四半期 事業セグメント別売上高(表2)

ティムコ、2022年11月期
第2四半期 事業セグメント別売上高(表2)

売上高は16億8,900万円(12.3%増)と2ケタの増収。主力のアウトドア事業がけん引役となった。フィッシング事業は減収したが、アウトドア衣料を中心に2ケタの増収を達成した。

アウトドア衣料の健闘もあり、売上総利益率(粗利率)が45.3%(1.5ポイント増)と改善したほか、販管費率も低下したため、黒字回復を果たした。営業利益は6,800万円(前期は営業損失2,500万円)、経常利益が7,500万円(同経常損失1,700万円)、四半期純利益が6,700万円(同四半期純損失3,500万円)。

商品別の売上高では、「アウトドア衣料」が9億8,700万円(27.6%増)と大きく回復した。透湿防水素材の軽量ジャケット、防虫素材の商品が好調な推移だった。「アウトドア事業」全体では11億2,900万円(28.2%増)と2ケタの増収となった(表2を参照)。

通期の業績見通しに変更はない。売上高33億1,300万円(12.3%増)、営業利益5,500万円、経常利益5,900万円、当期純利益4,300万円を計画している。