ゴールドウイン、2020年3月期 連結決算
アウトドアがけん引、過去最高収益を達成
update: 2020/05/15
今期は“ニューノーマル”への適応の基盤作り
今期から就任した渡辺 新社長は通期の取り組みについて、「非常事態の終息後の“ニューノーマル”(新しい常態・価値)に適応し、次期中期計画に続く成長戦略の基盤作りを推進する」と語った。
今期=2021年3月期(2020年度)を最終年度とする中期経営計画は、「売上高970億円、営業利益135億円、経常利益150億円、ROE20%以上」という数値目標を掲げていたが、当期に1年前倒しで達成した。通期はコロナ禍の影響を鑑み、減収減益の見通しだが、中期的には前向きに捉えている。「お客様目線を第一に、市場動向に即した施策を立案する」(渡辺 社長)。
通期の業績見通しは、連結売上高750億円(23.4%減)、営業利益35億円(80.0%減)、経常利益47億円(71.3%減)、当期純利益33億5,000万円(68.9%減)。