帝人フロンティア、2027年秋冬展──アウトドアのミドラー、インナーに替わる保温性、通気性が特徴の新素材「ヌヴォレア」を提案
update: 2026/06/12
帝人フロンティアは2027年秋冬シーズンの機能素材展において、アウトドアのミドラー、インナーに替わる保温性、通気性が特徴の新素材「Nuvolair™」(ヌヴォレア)を開発、提案した。アウトドアやランニングなどスポーツシーンを中心に展開するが、一般アパレルなど広範なアイテムへの採用も視野に入れている。
今期も増収の計画
同社の2025年度(2026年3月期)のスポーツを主体とした機能素材ビジネスの通期業績は、2ケタの増収増益で着地した。欧米を主体に好調な推移だった。天然素材テイストのニット「ASTY®」(アスティ)や織物の「POLYRHYTHM®」(ポリリズム)、「DELTA®」(デルタ)などが伸びている。今期も引き続き増収を計画している。現在まで、計画通りの推移だという。
秋冬シーズンにおいては、高機能性の追求に加え、環境対策、薄手、軽量といったニーズがある。春夏シーズンと同様に、天然繊維テイストの質感と着心地に高い機能性が備わっている素材が求められている。
吸汗速乾や通気性などの機能性も、秋冬シーズンで要求されるようになった。着こなしの変化も考慮して、新たに開発、提案したのが保温性、通気性が特徴の新素材「Nuvolair™」だ。保温性、通気性、吸汗性が主な機能性。ベースに低捲縮糸を配置し、編地内部の結節部分に、嵩高で高捲縮の加工糸を採用した。透け感があり、通気性に富む一方で、保温性、吸汗機能も持ち合せる。
そのほか、軽量で適度な保温性を持つ「Octa®」(オクタ)や再生ポリエステルを使用した「ASTY®」なども成長株の素材だ。既存のポリトリメチレンテレフタレート(PTT)素材「SOLOTEX®」(ソロテックス)も引き続き、強化を続ける。













