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『企業レポート』
ミズノの2011年度アパレルビジネス
国内売り上げ390億円を目指す

update: 2011/08/01

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増収に貢献した「MIZUNO COLORS」

増収に貢献した「MIZUNO COLORS」

ミズノは2010年度のアパレルビジネスで、国内売上高390億円(5.4%増)を目指す(スイムウエア、法人向けアパレルを除く)。海外は1億3000万米ドルの計画。震災の影響で2010年度は370億円(4%減)と減収だったが、今期に入り、第1四半期(4-6月)は110%と回復基調にある。海外の2010年度は1億2000万米ドル(9%増)と堅調だった。中期計画では、2015年度に国内480億円(30%増)、海外1億8000万米ドル(50%増)の数値目標を掲げる。

2010年度はマルチトレーニングアパレルにおいて、「スーパースター」を休止し「MIZUNO CROSSTIC」に集約した節目の年に当たる。パーソナル市場を狙った商品群「MIZUNO COLORS」「MIZUNO REVOLUTION」が原動力になり、統合の1年目で120%と目標の売り上げを上回った。特に10年春夏からスタートした「COLORS」は、機能性に加え、大きなロゴや原色系を取り入れたデザイン性にも人気が集まった。今期もこうした新しい商材群がけん引役になる。

2012年春夏シーズンは全ラインでラインナップを拡充する。プロモーションでは、イチロー、本田圭佑というトップアスリートを起用する。また、売り上げが伸びているジュニアの売り場拡大にも取り組む。