オンワード樫山、新ゴルフ“コミュニティー”ブランド「PW CIRCULUS」を立ち上げ
update: 2022/08/08
オンワード樫山が今秋、新しいゴルフ“コミュニティー”ブランド「PW CIRCULUS」(ピーダブリュ サーキュラス)を立ち上げる。コロナ禍を機に増加した新規の若い世代のゴルファーへ向けたブランドに位置付ける。また、ブランド発信のコミュニティー(共同体)を形成して、ユーザー参加型のイベントなど顧客のつながりを活用した取り組みにも力を入れる。
エントリーユーザーや気軽にゴルフを楽しむユーザーを想定
同社には「23区ゴルフ」という既存のゴルフウエアブランドがある。歴史のあるブランドということもあり比較的、顧客の年齢層は高く、販路は百貨店やゴルフ専門店がメーンだ。一方、新ブランドの「PW CIRCULUS」(ピーダブリュ サーキュラス)は前述の通り、新たに参入した若い世代のゴルファー、「20-30代のゴルフを楽しむ男女」を対象にする。「ゴルフのエントリーユーザーや気軽にゴルフを楽しむユーザー」を想定している。
商品企画はいわゆる“アスレジャー”を意識したもので、ゴルフのプレーのほか日常シーンでの着用を想定する。「ゴルフウエアのドレスコードの自由度が高まってきた」と見ており、より日常シーンを意識したテイストに仕上げている。「23区ゴルフ」で培った動きを妨げないパターンなどのノウハウを活かしている。
デザインは「POP&WIT」がキーワード。カラフルで“ひねり”の利いたグラフィックなど、日常着も想定したデザインが特徴だ。半袖のポロシャツやネックウオーマー付のパーカー、スカート、キャディーバッグなどアパレルと雑貨類を企画する。中心価格帯はポロシャツが1万2,000円、カットソーが1万1,000円、スカートやパンツが1万6,000円。
発売は9月10日。8月4日から同ブランドの公式サイトと公式インスタグラムを開設した。公式サイトおよび「ONWARD CROSSET」で、一部商品を先行販売し始めた。ユーザー参加型のイベント開催、カスタマイズしたポロシャツの製作なども計画している。