オンワード樫山とミズノが協業
機能性を活かしたレディスアパレルを企画
update: 2022/04/06
オンワード樫山とミズノが協業し、機能性を活かしたレディスアパレルを企画、4月2日から「23区lab.」レーベルで販売を開始した。スポーツで培ったミズノの機能性素材やノウハウを、レディスアパレルに落とし込んだ。
スポーツ素材をファッションに応用
この企画は「アクティブでレジャーにもデイリーにも使えるファッションウェアが提案できないかを模索」していたオンワード樫山が、スポーツ専業メーカーの素材に着目した事がきっかけ。撥水性、防風性、軽量といった機能性を兼ね備えたミズノの「Go to by mizuno」の「コンパクトシリーズ」で採用している素材に辿り着いた。ミズノ側もオンワード樫山の企画に共感し、今回の協業が実現した。
今回企画したレディスアパレルは5アイテムで、「23区lab.」レーベルにおいてダブル・ネームで展開する。日常着に位置付けるが、レジャーや梅雨時など撥水性や防風性が求められるアクティブなシーンも想定している。アイテムはポンチョやラップスカート、シャツなど。機能性を付加したポリエステル素材を採用した。
販売はオンワード樫山の公式サイト「オンワード・クローゼット」のほか、「23区」ブランドを扱っているECサイトでも実施。4月中に東西の主要百貨店でPOPUPショップも展開する。
今後の企画については未定。「23区lab.」は「lab.」=実験という意味合いのあるレーベルで、「23区」では難しいスポーツ素材などを使った新しいアイテムの協業の可能性はあるという。上代は1万9,910-2万9,920円(税込み)。