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アシックス、カシオ計算機と共同でウオーキング専用アプリ「Walkmetrix」を開発

update: 2021/10/06

ウオーキング専用アプリ 「Walkmetrix」の画面

ウオーキング専用アプリ
「Walkmetrix」の画面

アシックスがカシオ計算機と共同で、ウオーキング専用アプリケーション「Walkmetrix」(ウォークメトリックス)を開発し、10月1日から公開した。2社による共同開発の第2弾で、ウオーキング時の効果の測定などをサポートする。

量より質を意識したサポート機能

ランニングと共にアシックスがかねて力を入れているウオーキング分野。カシオ計算機のノウハウを活用し、より効率良く取り組めるよう計測・プログラム機能を盛り込んだアプリ「Walkmetrix」を開発した。

カシオの「G-SHOCK」の 新モデルでも利用が可能だ

カシオの「G-SHOCK」の
新モデルでも利用が可能だ

アシックスの調査によると、コロナ禍がきっかけてウオーキングを始めた人が約18%増加しているという(首都圏、阪神地区における意識調査)。外出の自粛により、歩く機会が減り、量より“質”を重視したウオーキングが大切になってくると分析する。

今回のアプリは、「量より質」という観点を意識した。同社が推奨する理論「ファストウォーキング」に基づいた内容だ。十分に息の上がるペースで歩く「ファストウォーク」、通常のウオーキングとファストウオーキングを交互に行う「イタンーバルウォーク」など、3種類のウォーキングプログラムを用意した。週ごとのメニューに沿ってウオーキングした結果を逐一、確認する事が可能。歩数や距離のほか歩行スピードや歩幅など細かいデータも見る事ができる。

また、カシオ計算機の「G-SHOCK」の新製品に接続すると、心拍データを基に「持久力スコア」も表示され、心肺機能の向上に活用できる。アプリ自体は無料で提供する。「G-SHOCK」の新製品2型は4万4,000円(税込み)。