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大阪・梅田「ALBi」に「SURFERS PARADISE AUSTRALIA since 1975」が日本初出店

update: 2012/04/05

日本初出店した 「サーファーズパラダイスオーストラリア」

日本初出店した
「サーファーズパラダイスオーストラリア」

アウトドアブランドを中心にした商業施設「ALBi」(アルビ)に3月28日、サーフカジュアルブランド「SURFERS PARADISE AUSTRALIA since 1975」(サーファーズパラダイスオーストラリアシンス1975)がオープンした。12年春デビューで日本初出店。春夏シーズンはサーフィン、秋冬はスノーボードをテーマにする。

オーストラリアで1975年に誕生した同ブランドは、カジュアルを基軸にしたサーフブランドで、そのウエアは汎用性が高い。サーフボードやボードショーツ、ラッシュガードなどサーフィンのシーンに必要なアイテムを発祥にするサーフブランドが多い中、カジュアル色の強いブランドとして差別化を図る。

日本市場より先行して、シンガポールやベトナム、中国などで多店舗展開している同ブランドだが、日本ではS.P.J株式会社(神戸市、臼井宏之代表取締役)が本国のブランドホルダーとライセンス契約を結び、日本市場におけるインポート販売およびライセンス生産を手掛ける。

対象はファミリー層

カジュアルを基軸にする

カジュアルを基軸にする

対象顧客は20代を中心にファミリー層も想定する。主なアイテムの上代はTシャツが2940円、パーカーやジーンズが3990円、冬物のダウンジャケットで9800円(いずれも税込み)と買いやすい設定。アジア同様、GMSやショッピングモールへのショップインショップを展開するほか、卸やネット販売も検討中だ。

「アルビ」のショップは店舗面積がおよそ10坪。立ち上がりはインポートを主体に品揃えする。今月からラッシュガードや水着、アンダーウエアなどアパレルのほか、随時サーフボードやビーチサンダル、ショルダーバッグ、ベルトなどの雑貨、アクセサリー類も増やしていく。今秋から本格的にライセンス商材を販売する計画だ。

同店の初年度目標は、最低でも月額300万円、年間3600万円。5年後に売上規模50億円、5億円の利益、直営店舗50店を計画している。