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藤井大丸、スポーツ関連ショップが健闘

update: 2017/03/16

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6階フロア。健闘しているショップの1つ 「ザ・ノース・フェイス」。 「パープルレーベル」が人気だ

6階フロア。健闘しているショップの1つ
「ザ・ノース・フェイス」。
「パープルレーベル」が人気だ

藤井大丸(京都市下京区寺町通)のスポーツ関連ショップが健闘している。主に6階フロアに集積しているショップ群だが、2016年度(2017年2月期)も軒並み前年比を上回るなど、売り上げに貢献した。

6階フロアで集中展開

藤井大丸の2016年度業績は、前年比約99%だった。休館日が増えたほか、前々年に開催したイベントがなかったことなど売り上げを押し下げる要因があったが、ほぼ前年並みの推移と健闘した。

同店はかねて、高感度ファッションや個性派ブランドを集約し、セレクトショップ的なテナント構成を特徴にする。下層階には「ビームス」や「アダムエロぺ」、「ユナイテッドアローズ」「ジャーナルスタンダード」などが出店。「エミ」や「ミラオーウェン」などスポーツカジュアルを採り入れたレディス系ブランドも展開している。

スポーツ関連テナントも数多く出店する。「ヘリーハンセン」や「ザ・ノース・フェイス キッズ」が5階フロアで展開するほか、6階フロアでは「グローブウォーカー」「ザ・ノース・フェイス」「スノーピーク」「フレッドペリー」が集積する。3月3日には「adidas Originals shop」(アディダスオリジナルスショップ)がリニューアルオープンした。また、「アディダス」「リーボック」のスポーツシューズショップも設けている。