TOP > 財務分析レポート > アルペン、2016年6月期 第3四半期 増収...

アルペン、2016年6月期 第3四半期
増収するも、ウインタービジネスの苦戦で減益に

update: 2016/05/24

アルペン、2016年6月期第3四半期 財務諸表

アルペン、2016年6月期第3四半期 財務諸表

アルペンの2016年6月期 第3四半期は、増収を達成するも、暖冬によるウインタービジネスの苦戦で減益になった。一般スポーツ用品の既存店売上高は前年を上回ったが、ウインターの減少分を吸収しきれなかった。

一般スポーツ、ゴルフは健闘

一般スポーツ用品部門は前年同期比をクリアした。暖冬で冬物衣料は苦戦したが、ランニングやフィットネス、サプリメントなどが引き続き堅調な推移だった。ランニングシューズも順調な推移だった。

ゴルフ関連用品も既存店ベースで前年を上回った。販売強化策が功を奏したようだ。ゴルフクラブや小物類がけん引役になった。オリジナルのゴルフシューズの売り上げも伸びているという。

ウインター関連は前年を下回った。記録的な暖冬による雪不足が足を引っ張った形だ。期中の出退店は、「ゴルフ5」が6増6減、「スポーツデポ」が8増1減、「ミフト」が6増2減で、計433店舗。

通期見通しはウインタービジネスの苦戦を受けて、下方修正した。売上高は94億円減の2,217億円、営業利益は33億円減の27億円と約半減する見通しだ。