ビキジャパン、ゴルフウエア 2017年春夏シーズン
「アルチビオ」「ピッコーネクラブ」
2016年春夏シーズンは堅調な推移
update: 2016/10/05
ビキジャパンが手掛けるゴルフウエア「アルチビオ」と「ピッコーネクラブ」の2017年春夏展。「アルチビオ」ではやや上代の低いエントリー品を企画し、「ピッコーネクラブ」では無地ものを減らして柄物を増やし、ブランドの個性を再度、発信する。
エントリー商材を新たに企画
「アルチビオ」は17年春夏シーズンで、モードのテイストを採り入れた。“ヘルシー&クール”がスタイルの特徴だ。買い上げ点数アップのため、セットアップ提案に力を入れる。2月から5月まで月別MDはあるが、よりコーディネートを前面に推し出す。店頭で新しい商材が目立つよう工夫を凝らす。
また、梅雨時に合わせた──レインではないが、撥水機能を持たせたウエアも企画した。全体的に「クールマックス」や「コカゲマックス」など、吸水速乾や紫外線遮蔽機能を持った機能性素材を重点的に採用している。アパレル初のゴルフウエアブランドだが、機能性素材のタグも付けている。ニーハイソックス、ボーダー柄、花柄やボタニカルのプリント、ジッパー周辺のフリル使いなど、ヤングマインドで甘いテイストは継続している。
そのほか、新規顧客を取り込む目的で、上代を少し低く設定したエントリー商材も新たに企画した。ポロシャツが中心で、従来の裾値1万8,000円を1万6,000円で展開する。同様に、秋冬シーズンでもエントリー商材を企画する計画だ。メンズも強化カテゴリーの1つで、同様にエントリーモデルを企画した。