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『イベントレポート』
盛況だった「TOKYO MARATHON EXPO 2011」

update: 2011/03/07

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2月27日(日)の「東京マラソン2011」に先立つ24日(木)から26日(土)の3日間、東京ビッグサイトで「TOKYO MARATHON EXPO 2011」が開催された。参加ランナーが当日、身に付けるゼッケンを受け取りに行くエントリーエリアに併設された協賛各社を中心としたブースが集積したスペースで、期間中はマラソンランナー向けのランニング関連品の販売やイベントが行われた。来場者は初日2万人、2日目が2万人、最終日は4万人が詰めかけ、計8万5920人(前年比5071人増)という盛況だった。数少ないスポーツ市場の中で活況を呈している分野のランニング。その勢いを実際の数値で証明した。

「イベントレポート、東京マラソンエキスポ2011」

「イベントレポート、東京マラソンエキスポ2011」

「イベントレポート、東京マラソンエキスポ2011」

参加企業はスポーツメーカーが中心だが、大会スポンサーの自動車メーカーBMWや、明治製菓、明治乳業、久光製薬といった企業も出展した。スポーツ企業は公式スポンサーのアシックスのほか、アディダスジャパン、ナイキジャパン、ニューバランスジャパン、ミズノ、CW-X(ワコール)、ゴールドウイン、ヨネックス、Kappa(フェニックス)、ディアドラ・ジャパン、ヤマハなどが参加。ティップネス、エコー・ジャパン、タビオ、クロックス・ジャパン、スケッチャーズ(シェイプアップス)といったシューズやアパレル関連の企業も見られた。計95ブースと規模も大きかった。

来場者が昨年よりも増え、非公開だが各ブースの売り上げも着実に増えたと見られる。売上数値の回答が得られたメーカーの状況を見ると、ミズノが前年並みだったがシューズが46%増と大幅アップ、Kappaが前年比1.5倍に増えるなど、手応えがあったようだ。やはり、マラソンを目的に集まってくる特定の消費者に対してその関連商材を売るわけだから、購買率も高いことが予想される。これほど効率のいいビジネスもそうは見当たらない。