ミズノ、高反発性のソール素材「MIZUNO ENERZY」を開発
エネルギーロスを軽減する機能性を発揮
update: 2020/07/02
卓球など他種目への応用も視野に
新素材「MIZUNO ENERZY」は今後、卓球など他種目への応用も視野に入れている。自社のオンラインショップでは、同素材を採用したバレーボールとハンドボールのシューズを扱っている。
新素材開発では「パフォーマンスの向上」をテーマに掲げる同社。2年前からのプロジェクトのため、全国の大学チームが参加する箱根駅伝などで結果を出し、注目を集めているいわゆる“厚底”シューズを意識した動きではないようだ。(参考;「ランニングシューズマーケット──いわゆる“厚底”と呼ばれるモデルの現在地」:http://www.apparel-mag.com/sbm/article/market/1864)
今回、発売するランニングシューズの新モデル「WAVE DUEL NEO」ランニングシューズは対象が「サブ3.0(スリー)」(フルマラソンで3時間を切るシリアスランナー)。今後は「サブ3.5-4.5」「サブ5.0」、完走を目指すアベレージランナー向けのシューズも順次、開発・市場投入する計画だ。