アシックス、Chinaおよび欧州の直営店が復調
update: 2020/06/25
アシックスが6月19日に開示した資料によると、第2四半期(4-6月)の6月14日までの直営店の売上推移は、アジアや欧州で回復基調にある。特にChina(中国)市場では前年を上回る推移だ。日本では前年同期比の60%、欧州では同80%まで回復してきた。
日本は60%程度の回復
対象の店舗はアシックス、オニツカタイガー、アシックスウオーキング、ホグロフス。ホールセール(卸売り)やECの売り上げは含んでいない。
日本では、緊急事態宣言の解除によりWeek20以降、店舗の営業が徐々に再開された。Week24(6月8日-6月14日)時点で、前年同期比の約60%まで売り上げが回復してきた。
米国では、引き続き全店舗が休業中だが、6月中旬から一部店舗で再開していく計画だ。欧州は順調に売り上げが回復している。Week16(4月13日-4月19日)以降、店舗の営業再開と共に売り上げも増加してきた。
最も回復が速いのがChina市場。Week19(5月4日-5月10日)以降はほとんどの週で前年同期比を上回った。Week24は同2ケタの伸びだった。