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アシックス、「ランニングに関する意識調査」を実施

update: 2020/06/16

アシックスのランニング意識調査。 コロナ化を受けて、アクティブランナーが増加した

アシックスのランニング意識調査。
コロナ化を受けて、アクティブランナーが増加した

アシックスがこのほど、世界規模でランニングに関する意識調査を実施した。対象は「定期的にエクササイズを行っている世界12カ国」の一般人1万4,000人。新型コロナウイルスの影響下における、ランニングに対する意識を調査した。

期間中のランナー数が増加

調査の実施期間は今年4月1日から5月31日の2カ月間。インターネットを活用し、定期的にエクササイズを行っている18-64歳までの世界12カ国の一般人から意見を集約した。地域は日本のほか、中国、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなど。

今回の調査の目的は、「ランナーのニーズの変化をより詳しく理解し、サポートすること」。調査結果では、全体の78%の人がエクササイズの重要性を認識し、「今後もルーチンとして続けていきたい」と回答した。また、3分の1以上(世界で36%、日本で25%)がコロナウイルス拡大前に比べ、「より活発にエクササイズしている」ことが分かったという。

また、79%の人が「ランニングやエクササイズによって気分が晴れ、自分自身をコントロールできている」と実感している。65%の人は「ランニングが精神面においてメリットがある」と回答した。73%の人は、コロナ禍が終息した後も「同じように走り続けたい」と考えている。

同社が提供するフィットネス・トラッキング・アプリ「ASICS Runkeeper(アシックス ランキーパー)」のデータでは、あらゆるレベルのランナーが普段よりも長い距離を走っていることが分かった。同アプリへの登録者数は世界で252%増、日本で373%増と急速に増加した(今年4月度の数値。前年同期比)。同アプリの利用者で、週に一度以上ランニングをする人が世界で62%、日本で118%増加した。