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ダンロップスポーツ ゴルフクラブ「ゼクシオ ナイン」
前作「エイト」を超える勢いで推移中

update: 2016/03/22

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前作を超える勢いで推移している 「ゼクシオ ナイン」

前作を超える勢いで推移している
「ゼクシオ ナイン」

昨年(2015年)12月にデビューしたダンロップスポーツのゴルフクラブ「ゼクシオ」シリーズの最新モデル「ゼクシオ ナイン」。市場投入から3カ月余が経過したが、売上推移は前作の「エイト」を上回る水準だという。今回から新たに投入した自社のオリジナルシャフト「Miyazaki(ミヤザキ)」を搭載したドライバーが貢献している。

「ミヤザキ」モデルに注目集まる

ヘッドスピードが上がり、強い打球で飛距離を伸ばすというコンセプトが分かりやすく、幅広いゴルファーから支持を集めている「ゼクシオ ナイン」。店頭では、ドライバー・フェアウェイウッド、ユーティリティークラブでトップシェアを獲れているという。中でも、ドライバーで新たに投入した「ミヤザキ」搭載モデルがシェア4%弱と貢献している。ドライバーの既存品では前年並みのシェアだという。

ドライバーの「ミヤザキ」搭載モデルはレギュラー品に比べ、よりしっかりとした振り心地に仕上げている。総重量も従来は270g台の軽量がメーンだったというが、22g重くなった。「ゼクシオ」ファンの年齢層が高くなっていることもあり、軽量で振りやすいモデルに移行していた面があったという。「少し若い層(50代)へ向けて、しっかりした振り心地のモデルを提案する」(ダンロップスポーツマーケティング ゴルフ事業部ゴルフ企画部、 北村恵一課長)狙いがあった。

アイアンではスチールシャフトモデルに動きがあると分析している。背景には、今冬投入された他社モデルにアスリート系が多かったことも影響しているようだ。しっかりした振り心地を求めるゴルファーが増えたようである。