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ダンロップスポーツ ゴルフクラブ「ゼクシオ ナイン」
前作「エイト」を超える勢いで推移中

update: 2016/03/22

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販売目標はウッド38万本、アイアン17.4万セット

「ゼクシオ ナイン」の レディスモデルも堅調

「ゼクシオ ナイン」の
レディスモデルも堅調

9代目を数える「ゼクシオ」シリーズの強みについて、「9代続いている信頼感、変えない部分を持っていることのほか、ショップ販売員の推薦も大きい。『間違いのないクラブ』としてエンドユーザーに勧めてもらえる」(北村課長)と説明する。「飛距離と爽快感、打ちやすさは初代から変えていない」(同)。口コミ効果も少なくないようで、信頼感や顧客満足度につながっているようだ。

販路は広域商圏のゴルフ量販店が全体の40%を占めるが、メーンはそのほかの専門店。「販路の比率はバランスが良い状態だと思う」(北村課長)と見ている。

「ゼクシオ ナイン」の販売目標はウッド38万本、アイアン17.4万セット。新たに投入した「ミヤザキ」モデルがプラスアルファになっている。2年おきに新モデルを市場投入する「ゼクシオ」は、かねて2年目の売り上げの落ち込みをどうカバーするかが課題だった。ヘッドスピードが毎秒30m台と比較的遅いゴルファー向けの「ゼクシオ プライム」もそのテコ入れ策の1つ。非力な女性ゴルファーからの支持も少なくないという。競合ブランドは何かと聞いたところ、「前作の『ゼクシオ』」(北村課長)という答えが返ってきた。今後も前作「ゼクシオ エイト」を超える挑戦が続く。