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デサントが直営新業態
今秋、「DESCENTE BLANC」をオープン

update: 2015/07/03

「デサント ブラン」。 代官山店のイメージ

「デサント ブラン」。
代官山店のイメージ

デサントが今秋、直営新業態の「DESCENTE BLANC」(デサント ブラン)をオープンする。“モノの本質を理解する都市型生活者の男女”がターゲットで、「スポーツブランドが考える心地よいライフスタイルを提案する店舗」に位置付ける。

東京、大阪、福岡に3店舗

かねて、同社では、競技スポーツと一線を画した新しい切り口による直営ビジネスの展開を模索してきた。自社ブランドの「デサント」では、「水沢ダウン」や「オルテライン」など、タウンユースでも着られるような機能性とデザイン性が融合したウエアを企画し、ファッションチャネルへも積極的に拡販を進めてきた。

今回の新業態は、そうした取り組みが店舗として1つの形に具現化したと言える。ポップアップやスポットによる売り場展開は実例がある。本格的な直営店舗は東京・原宿の路面店に限定されていた。

「デサント ブラン」。 福岡店のイメージ

「デサント ブラン」。
福岡店のイメージ

「DESCENTE BLANC」は、フランス語で空白、無地、白紙を意味する“BLANC”(ブラン)を店名に使用している。ライフスタイルをベースに、「リラックスした空間の時間に寄り添う」という意味を込めている。店舗設計はスキーマ建築計画代表の長坂常氏、グラフィックデザインは長嶋りかこ氏が手掛ける。昇降するラックを採用し、日々変化するディスプレーを展開する。空間の変化が1つのコンセプトだ。

9月11日に東京・代官山に1号店を出店(店舗面積約150㎡)し、同月19日には福岡・大名に2号店(同約190㎡)をオープンする。大阪店の詳細は未定だという。既存の原宿店と併せて、「デサント」ブランドの“クラフトマンシップ”“モノづくりスピリット”を国内外へ発信する拠点に位置付ける。