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ゴールドウイン「ザ・ノース・フェイス キッズ」「ヘリーハンセン」
京都・藤井大丸に同時オープン

update: 2015/03/23

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関連4ショップで顧客ニーズにきめ細かく対応

関西2店舗目の「ヘリーハンセン」

関西2店舗目の「ヘリーハンセン」

今回の出店によりゴールドウインが藤井大丸で展開するショップは、「ザ・ノース・フェイス」関連が3店と「ヘリーハンセン」の計4店舗に増えた。過剰供給の印象を受けるが、札幌の百貨店「池内」のように複数店舗(「ザ・ノース・フェイス」「ヘリーハンセン」「チャンピオン」)を展開しているケースはほかにもあるようだ。むしろ「顧客ニーズが細分化しているため、展開業態も細分化する必要がある」(ゴールドウイン 事業統括本部、小口大介 販売一部リテイルグループ マネージャー兼プロモーショングループ マネージャー)という。

「ザ・ノース・フェイス」は京都の商圏ではこのほか、藤井大丸から北へ1km足らずの場所に路面店舗を構えているが、このショップではよりアウトドア寄りの商材に特化して、藤井大丸のショップインショップと住み分けを図っている。「顧客は目的に応じて、店舗を使い分けてくれている」(小口マネージャー)という。業態を分けた展開は、うまくエンドユーザーに伝わっているようだ。

「ヘリーハンセン」。 「マリン」ラインと レディスを主体に展開する

「ヘリーハンセン」。
「マリン」ラインと
レディスを主体に展開する

藤井大丸では、「セレクトショップで育ってきた世代は、従来と異なるテイストの子供服を求める。ニューファミリーの顧客も増えていて、よりライフスタイルで提案したかった」と新店舗に期待を寄せている。